タイ(2002)

アユタヤツアーに参加

アユタヤツアー
Rico

アユタヤへのツアーに参加。 (スマイルツアー)
朝7時に迎え。寝坊。あちゃー。
ツアーガイドは「岡村」さん。タイ人の男の人なんだけどナイナイの岡村さんに似ているから。本名はわからず。

行きは車で高速を走らせること1時間。途中は塩田が続く。
アユタヤは、バンコクより北へ約76km。チャオプラタ川に囲まれた中州に位置する。 1351年より417年間王都として繁栄した街。1767年、ビルマ軍の侵略で崩壊した。 アユタヤの街は今なお静かに時を止めたまま。

まずは、「バン・パイン宮殿(Baqng Pa-in Palace)」。
夏の離宮。バンコクからアユタヤより20km手前にある。 タイ式、ギリシヤ式、中国式の建物が点在している。


象の形に剪定された植木がなんとも可愛い。子象がいるところがニクイ。お気に入り。 しばしの自由時間うろうろすることに。暑い。ココは炎天下の為、昼からますます暑くなるらしい。

池に浮かぶ「プラ・ティナン・アイサワン・ティッパアート(Phra Thinang Aisawan Thiphya-art)」
ウソみたいに長い名前。これがタイ式。

中国式の「プラ・ティナン・ウェーハート・チャルムーン(Phra Thinang Wehart Chamrun)」。 この宮殿だけ靴を脱いで入る事ができる。ラーマ5世のベッドなどがある。
他にもギリシヤ風の「プラ・ティナンワローパート・ピーマン」は綺麗で静かな感じ。

そして、ラマ4世が天文観測に利用したというポルトガル式の天文台。何がすごいってこの階段が!!興味本位で昇りはじめたものの、完全な運動不足のご老体には、ちと厳しく、上り詰めた所では情けなくも息が切れる。そんなには高くはないのだが。。。。

一人でぶらりと廻るつもりが、ツアー参加者のおじさまがなぜか常に一緒に付いてくる。 「一人じゃ迷いそうで。」と。ツアーガイドさんと一緒にいなさい!


そしてガードマンは近寄っても話し掛けても一言もしゃべらず。
ただ顔色変えず、頷くだけ。すごい!
ニコリともしないガードマンと一緒に写真を撮らせてもらった。

そして、車に再度乗り込み、移動。
この辺りからもう名前も長いし、同じような遺跡を廻るので聞いても何がなにやら。
後でガイドブックを見て復習要。
古い遺跡を体感したという感じ。

廃虚さと裏腹にどこへ行ってもお土産の売り子がまとわりつく。 子供の売り子も多い。親も人の情につけこんでいるのだろう。私はいらないものはいらない、と手を振るのだが、一緒にいたおじさま方たちは次々とご購入。「子供だと可哀想なんだよなー。」 戦略にまんまとハマってる!
日本人相手に覚えた片言の日本語で責めてくる。しかし、私に向かって「おばあさん綺麗ね!」と子供。おばさんでもおばあさんでも意味わかっちゃいないんだろうけど、気分はよくないものね。

ビルマ軍により破壊された首のない仏像達は印象的だった。

木の根に取り込まれてしまった仏頭。
「ワット・プラ・マハタート(Wat Phra Mahathat)」
なにか神秘的な匂いを感じる。


完全なる廃虚。

山田長政により朱印船貿易で栄えたという日本人町跡にも立ち寄り、最後にゾウの背中に乗ってアユタヤの町を20分。
20分で400バーツ(=約1200円)。


もともとチェンマイでのトレッキングを予定していた私は象に乗るつもりもなく、20分は休憩するつもりだったのだが、おじさまに乗ろうと誘われるがままおじさん持ちで。どうもおじさん受けは昔からよい。
しかし乗り心地はよいものではなく、炎天下の中20分は長い!ぞうのお尻はゴツゴツしていて左右に揺れるので、余計な所に力がはいる。しかし途中で降りるわけもいかずドスンドスンと象が進むのに身をゆだねる。

帰りは川をクルーズ。3時間程度。
船内バイキングで食事。 外へ出ると風が気持ちよい。
川の色が変な緑色だなんて、そんな事はこの際気にしない。
おじ様方にワインをごちそうになり、ワインとシンハービールの酔いもあって眠りに落ちる。このツアーは意外とハードなんですもの。。 次々と炎天下の中遺跡を廻り歩く。ちょっと疲れたからここはゆっくりだとか、ここは飛ばそうだとかができない。やっぱり旅は自分本意で動けるのがいい、と改めて実感。

うわさの岡村さん。どうでしょう?

岡村さん

こんなにデカデカ載せちゃってよかったかしら。
ちなみに背も低い方で、岡村サイズです。
笑顔がサイコー。
流暢な日本語を話されます。

アユタヤツアー 1700B
船内ビール・ジュース 240B

ABOUT ME
Rico
Rico
旅するWebディレクター
福岡県在住の旅するWebディレクター
主婦業・子育てもしながら、仕事もしながら、旅も暮らしの一部のようにしたい。
人生一度切り。いつか行こうの「いつか」は永遠に来ないかもしれないから。
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