モンゴル(2004)

モンゴルの旅7日目:8月13日(金)

Rico
ガンダン寺 瓦の顔

最終日。ウランバートルの観光。
まずはガンダン寺へ。チベット仏教寺院。結構老朽化していた。瓦にひとつひとつに、ちょっとコミカルな顔。
観音堂には26Mの観音像があり、1996年に再建されたものらしいが、元々座っていたものが、今度は立っている。理由を聞いてみたら特にないそう。立たせた方が作るの簡単だったのか?

その後は、自然史博物館へ。目玉はやはり恐竜。恐竜の卵もあった。この卵たちはなぜこのまま化石となってしまったのだろう。この世に生を受けながら外に出ることないまま、恐竜自体が絶滅しちゃったのだろうか。不思議なことばかり。

ウランバートルの町並

その後、国立デパートでショッピング。
1階にはスーパー、最上階にお土産など。馬頭琴をはじめ、小物など、ひととおりのモンゴルのお土産は揃っていそう。とはいえ、私はココでは特に買わなかったけれど、今思うと、手芸好きな友達に、ボタンを買って帰ればよかったな、と思う。
本屋さんで、小さい子のためのモンゴル語練習帳のようなものを買った。傘とかさくらんぼの絵とかの書き方とかあって可愛い。もっとモンゴルの文房具とかほしかったが、どれも外国製ばかりだった。

これで手持ちのドルもこれで使いきり、手持ちは1万円札数枚と千円札2枚。1万円を替えたら絶対余るけど、2000円で足りるか不安と悩んでいたら、現地ガイドさんはマーケットで2000円で十分足りるというので2000円のみ両替。20,200トゥグリグになった。

メルクーリマーケット

メルクーリマーケットは、奥は野菜とお肉、その手前がチーズ、入って右手は食材が所狭しと積み上げてある。それぞれ小売店で、同じ物でも値段がそれぞれ違うので、交渉交渉。 値切ってみると、割と簡単に値切れた。
左手一番奥のお店だけ、他のお店で1200トゥグリグで売っていたものを1400で売っていて、他のお店が売り切れてしまったからそこで買おうと値切ってみたけれど、断固として動じず、モンゴル人のサブガイドさんを連れて行ってモンゴル語で交渉してみたものの、結局1300。
売ったものとかをメモっていたから、アルバイトの人で歩合制だったのかも。

その後、モンゴルの食堂?「ハーン・ボーズ」というお店に連れて行ってもらい、ボーズ(蒸し餃子みたいなもの)をごちそうになる。モンゴル料理の1つ。2つで100トゥグリグくらい。羊肉を厚めの皮で包んだもの。これまたペロリ、ごちそうさま。

そしてそして最後の晩餐。韓国料理のお店でのバイキング形式。前の舞台では、民族音楽のコンサート。マイクがあったけど、音が割れちゃってマイクを通さない方が良かったんじゃ。
先ほどのボーズでお腹いっぱいながらも、一皿いただく。皆、さっぱりした物が食べたいのか、スイカが大人気。

ジャスミンティーを注文したら、そば茶のようなティーパックが出てきて、明らかに匂いも味も違うので、従業員の人に尋ねてみたら、これがジャスミンティだ!と譲らない。 ふととなりの緑茶を頼んだ方のティーパックをみたら同じモノ!!現地ガイドさんが他の従業員に聞いたら、ほんとはジャスミンティー売り切れちゃったのだそう。ム!
でも、これが元でちょっといろいろと嫌な雰囲気になっちゃったから悪かったな。こっちはお金を払っているので悪くないんだけど。
ほんとはジャスミンティーでもそば茶でも大した問題じゃなく、どちらでもいいんだけど、従業員に私が聞いたときに「今日はなかった。すみません」とか「間違えたので取り替えます」と言ってくれたとしたら、そば茶でいいよって言ったのに。そういえば、昨日のPUBでも明らかに違う注文を持ってきたのに、断固として誤らなかったし認めなかったな。
間違えちゃったら彼が払わなきゃいけないとか、そんな声が聞こえてきた。彼らにとって、ジャスミンティー代金でも大きいだろうから、間違いを認めない。
結局(ほぼ無理矢理?)サービスにしてもらったけれど、なんだか複雑な心境。向こうが悪いんだけど。。日本人、嫌いにならないでね。そういえば、どこかでモンゴル人はあまり誤らないというのを読んだことがあるような気がする。モンゴル人同士がぶつかった時にとっさに握手する習慣はとても好感もてるのに、どうしてだろう。

ホテルで、荷造りをしてから空港へ。23:50発。

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Rico
Rico
旅するWebディレクター
福岡県在住の旅するWebディレクター
主婦業・子育てもしながら、仕事もしながら、旅も暮らしの一部のようにしたい。
人生一度切り。いつか行こうの「いつか」は永遠に来ないかもしれないから。
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