ヨーロッパ(1998)

オスティア・アンティカ

Rico

オスティア・アンティカ。(Ostia Antica)
ここはローマ近郊の遺産都市。
いわゆる昔の町。今日も1人でメトロとバスに乗って出かける。
こんなに残っているのが不思議に思える。
日本はどうしても木造だし、地震なども多いから難しいのだろう。
ここでも炎天下で、頭がくらくら。
帽子が必要。
ガイドブックによると、紀元前4世紀に栄えた街だと言う。
円形劇場も見事。

帰りはバスに乗り間違え、変なところについてしまった。
電話しようと思っても電話がなぜか使えないし、よく考えてみると人に聞こうにも住所も知らなかった。
それでもバスを何度か乗り換えて帰りつくことができた。(奇跡!)
外国では普通だが、バスの停留所にちゃんと名前がついてなかったり、付いていてもアナウンスで教えてくれたりしなくって、外をみて自己申告。
これって不便。
ずっと注意しておかなければいけないし、あまり道を覚えられない私はいつも目的地を通りすぎた。

イタリアの交通事情もおそろしい。
車が好きなように走ってる。
車に乗っていると、いつぶつかるんじゃないかってドキドキした。
車のサイドがへこんでいるのをよく見かけるけど、運転を見ている限り納得せざるを得ない。
そもそもあんまり気にしていないみたいだが。
3車線道路のくせに6台くらいが重なって走ってる。
信号などで止まると「おせっかい車掃除屋さん」が、バケツとワイパーを持って走り寄ってくる。
そして掃除したからと金を要求してくる。子供も多い。
単車も多い。私の好きなべスパやチャオがいっぱい。

歩いていて車道を横切るのもかなりの気合がいる。
弱気になってちゃ一生渡れない。
車がビュンビュン行く中を強気で進んでいく。
そうすると車は避けてくれる。
これがまた怖い。
目の前の車は止まってくれるけど(ギリギリで。) しかし、背中すれすれを違う車が通りすぎる。ゾクっとした。
それでも歩行者が一応優先から強気で進むべし!だそうなのだ。
信号なんてあってないもの。

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Rico
Rico
旅するWebディレクター
福岡県在住の旅するWebディレクター
主婦業・子育てもしながら、仕事もしながら、旅も暮らしの一部のようにしたい。
人生一度切り。いつか行こうの「いつか」は永遠に来ないかもしれないから。
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