ヨーロッパ(1998)

別れ

Rico

友達とのお別れ。
いつも楽しい時はすぐ過ぎて、そして別れがやってくる。
当たり前といえばそうなんだけど、どうも私は別れが苦手で、つらい。
オーストラリアのエアーズロックで出会い、ドイツで再会。
次はいつ、どこで会えるのだろう。
出会いっていつもほんの偶然。
この出会いがあるからこそ、旅はやめられない。
涙を我慢していたら、きちんとお礼を言うのを忘れてしまった。日本に帰ったらまた手紙を書こう。

彼はいつも、「ドイツの「人」を感じてもらいたいんだ。もしかしたらみんなの中で退屈だったかもしれないけど、観光するよりも「人」を感じてもらいたいんだ。」と言っていた。
確かにドイツ語が全くわからない私にとって、ドイツ語オンリーな会話にはついていけなかった。でもみんなの普段の生活を感じることができた。アーヘンという小さな街で、街の仲間との交流。昼間からビールを飲み、楽しく笑う。ひとり旅では、なかなか味わうことができない経験ができたと思う。

電車に乗って、フランクフルト(Frankfurt)まで。
駅をおりると日本の富士カラーだとかパナソニックだとか、いっぱい看板があり、いわゆる都会であんまり魅力を感じなかった。
今日はここで宿泊予定だったけれど、急遽予定を変更することにした。
ロッカーに荷物を預け、ちょっと観光。
やっぱフランクフルトではフランクフルトを食べなくっちゃ、ということで、フランクフルトを食べる。 おいし~!
やっぱり本物っておいしい。これは日本食を外国で食べてもおいしくないのと一緒のこと。
日本人の女の人に出会う。 1人でもう2ヶ月も旅行しているというたくましい女性。
日焼けしてて、最初は日本人ってわかんなかったけど、突然話しかけられてびっくり。
もうドイツを離れるからと、小銭を全部くれた。ラッキー☆

そしてウルズブルグ。(Wurzburg)
駅でユース(JUGENDGASEHAUS WURBURG)に電話をして道を聞き、
徒歩で行った。
かなり遠かった。ふらふらしてきた。
隣のベッドに日本人の女の子も泊まっていた。
その子は市電に乗ってここに来たという。遠いはずだ。

また、ネタがひとつ。
銀行のATMでお金をおろしたら、どういうわけかドアが開かない。
ドンドンドン!ガラスをたたいて助けを求める。
1人目無視。
2人目。女の人が走ってきてくれて、「そこの右のボタンを押さないと開かないよ」と。
こんなところにボタンが、、。
セキュリティの関係で、降ろしている途中などにドアが開かないしくみになっているらしい。
あーびっくりした。

1泊29DM。大部屋にベッドがズラーっと、10~12くらい
JUGENDGASTEHAUS WURZBURG
BurkarderstraBe 44 D-97082 Wurzburg
0931-412590

ABOUT ME
Rico
Rico
旅するWebディレクター
福岡県在住の旅するWebディレクター
主婦業・子育てもしながら、仕事もしながら、旅も暮らしの一部のようにしたい。
人生一度切り。いつか行こうの「いつか」は永遠に来ないかもしれないから。
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