ヨーロッパ(1998)

早速ハプニング、ロンドン到着

Rico

モーニングコールを頼んでいたにもかかわらず、朝のんびりしていたら、いつのまにやら時間が過ぎていた。

1200円のモーニングバイキング(料金込)に後ろ髪を引かれながらもホテルを去る。
空港で早速チェックインを済ませ、さて時間までショッピングでも楽しもうかと思った矢先、、、

ぐるるるる

お腹がいきなり痛くなった。
始めは軽く考えていたけれど、だんだん本格的になり、顔は真っ青、次第に立っていられなくなった。
搭乗からのほとんどの時間をトイレで過ごし、最終案内の放送で名前が呼ばれ、
出発をやめようかと一瞬頭をよぎったが、なんとか飛行機に乗り込むことができた。

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JAL:関西国際空港→ロンドン・ヒースロー空港
飛行時間:12時間
日本との時差:8時間
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ロンドン・ヒースロー空港到着

なが〜い長い12時間の空の旅を経て、ようやくロンドン・ヒースロー空港(LONDON HEATHROW AIRPORT)に到着。
どうやらお腹も大丈夫なよう。
やっぱり小心者な私は初めてのヨーロッパ一人旅に緊張でもしたのだろうか。

レートが悪いのは承知だが、空港ですぐに日本円をポンドに替える。
10000円のT/Cがわずか36.53ポンド。1ポンド=約253円か。苦しい。


「ヒースロー空港は犯罪が多発しとても危険だ」といろいろな本に書いてあったのでちょっとドキドキしながらも、右も左もわからない状態でキョロキョロしながらインフォメーションを探した。
初日くらい日本で予約して来ようと思ってはいたが、何しろぐうたらな私は手配が間に合わず。


空港の「EXPOTEL HOTEL RESERVATIONS」でホテルを紹介してもらい、ロンドン名物ダブルデッカーに乗り込んだ。
ロンドン市内まで6ポンドで所要時間は約1時間。

・・・のはずだった。

期待を胸にバスに乗っていると、
突然路上でバスの故障。
エンジンが止まってしまったらしい。

そして運転手は「ノーアイディア!」と両手をあげた。
ノーアイディアって・・・。別のバスを呼ぶとかさ、どうにかしろよ・・・。

結局、路上に降ろされ、
ひたすら待ちぼうけで、後ろから来たバスに無理やり乗り込むことになった。
バスが止まったときに1番運転手に交渉したりと世話をやいた現地日本人らしき家族だけが、皮肉にも乗り遅れてその場に取り残された。
バスも後10秒待ってあげれば乗れたのに、と思うが、そのへんは冷たい。

バスを降りると雨が降り始めた。
びしょびしょになりながらホテルを探したが、なにせ方向音痴。
同じようにでっかいバックパックを抱え、うろうろしている日本人カップルがいたので声をかけてみると、同じバスにも乗っていたらしく、ホテルも偶然一緒だった。

結局、デパートのガードマンらしき人に道を訪ね、ようやくホテルについた。
Radisson Edwardian Hotels London。1泊65ポンド。ちょっと贅沢すぎ。
でも、空の旅で疲れているしね、と自分をあまやかす。

出会ったカップルと「これも何かの縁でしょう」ということで、夕ご飯を一緒に食べに行くことに。
といっても、お互いびんぼ〜旅(って相手はどうなのかはわからないけど)ファーストフードのお店へ。
バーガーキングもどきのお店。
ハンバーガーセットがなんと3.80ポンド。(1000円近い!)
物価が高い。そしてあんまりおいしくなかった。

この出会った女性の名前は偶然にも同じ「れいこ」だった。

時差の関係で日本でいうと寝る時間にこちらは昼間で、
完徹状態で変なテンション。目がちかちか。

さて、旅もいよいよ始まり。

ABOUT ME
Rico
Rico
旅するWebディレクター
福岡県在住の旅するWebディレクター
主婦業・子育てもしながら、仕事もしながら、旅も暮らしの一部のようにしたい。
人生一度切り。いつか行こうの「いつか」は永遠に来ないかもしれないから。
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