ヨーロッパ(1998)

ポンペイ・ナポリへ

Rico

今日はちょっと遠出をして、ナポリ(Napoli)、ポンペイ(Pompei)まで。
しかし、またまたバスと電車が遅れてついたのは昼過ぎになった。
また忙しい1日となる。

ポンペイ(Pompei)は世界最大の古代遺跡。
昨日のオスティアのもっと大きいやつだ。
見てまわるとびっくりする。
今と変わらない生活が想像できる。
モザイクなども素晴らしい。
それにしても砂埃がすごい。ここもまた炎天下だから帽子が必需品だ。
ガイドブックでは入場料5000リラと書いてあったけど、12000リラだった。
駅(Villa dei Misteri)でタクシーのおっちゃんに声をかけられる。
「遠いからタクシーに乗らないと!」といわれたけど、無視して徒歩。
歩いて5分ほどで入り口、マリーナ門(Porta Marina)に到着。
全く。こっちの方ではローマよりも更にタクシーには気をつけないとボラれてしまうらしい。

ひととおり、ポンペイを見学してナポリへ行くがすでに4時。
もう帰らないと遅くなる。
でもせめてナポリを眺めようとケーブルカーでなんとかの丘(忘れた)に行くが、城なども全部閉まっていた。
そこでまたおじさんに声をかけられる。
カメオのお店を開いているらしい。確かに日本の10分の1の値段だった。
でも私自身カメオに興味がないのでパス。
それでも一応工場はみせてもらった。ほんとに一枚の貝からつくってあった。細かい手作業。
帰る時、何も買わない私を見ておじさんの悲しそうな顔が忘れられない。ごめんなさい。

急いで帰路へ。ちょっと遅れてしまってヒヤヒヤしたが、電車のほうも遅れてて、どうやら間に合った。
どうやら電車が遅れるのは日常茶飯事らしい。
電車の中からは海が見えた。
ローマとナポリは全く違った顔をもっているという。
今回は時間がなくってあんまりその違いは感じることがあまりできなかったけど、また来たい。

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Rico
Rico
旅するWebディレクター
福岡県在住の旅するWebディレクター
主婦業・子育てもしながら、仕事もしながら、旅も暮らしの一部のようにしたい。
人生一度切り。いつか行こうの「いつか」は永遠に来ないかもしれないから。
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