ヨーロッパ(1998)

Dover海峡を渡ってヨーロッパ大陸へ

ドーバー海峡の白壁
Rico

SEA FRANCE(SEAFRANCE LTD EASTERN DOCK DOVER)のフェリーに乗ってドーバー海峡(Strait of Dover)を横切る。半額で11ポンド。
結構大きな船で、中にはレストラン、免税店、バーなどがいろいろ揃っていた。
早速免税店でお買い物。
船でのお買い物はおすすめ。
見るのにたま~にゆれてしまうが、飛行機ほど全然チェックされないので買いたい放題。
といっても、私はそんなお金もないけれど、家族へのささやかなプレゼント。

船頭にのぼり、ちょっとタイタニックごっこ。
一人だけど。
風が強く、吹き飛ばされそうなくらい。
潮風が気持ちいい。
飛べる気さえする。

ドーバーの白壁が段々遠くへと離れていった。

1時間後にフランス、カレー(Calais)に到着。
バスのアナウンスも当たり前ながらフランス語。
ちょっと不安。
私はその足で一気にオランダまであがってしまおうと思っていたのだが、またまた電車を逃してしまう。
というのも、イギリスとフランスはたった1時間で渡ってきたにもかかわらず、1時間の時差があったのだ。それをすっかり忘れていた私はイギリスの時間で電車を調べていたので、電車は1時間前に出てしまっていた。
そしてまたここの電車の本数が少ない。
仕方がないから、パリまで出れば接続はあるだろうと思い、パリまで電車で行くことにした。

が、甘くはなかった。

もちろんパリだけあって電車の接続はたくさんあるが、このワールドカップのまっただ中、電車が全部いっぱいだという。
21時過ぎならあいてるよ、との事だが、それじゃあ宿にも困ってしまう。

またトーマスクックとにらめっこ。

結局リールまで普通電車があったので、リール(Lille)で一泊することにした。
行ったり来たり。ユーロパスだからこそできる技。

それでも、着いたのは21時ギリギリだった。

そう、大抵のユースホステルは21時は入れないのだ。
先になんとか今から行くから、と電話するものの、いつもの事ながら道に迷う。
なんとか間に合ったものの、部屋では「Hi!」と挨拶のみで、皆、寝てしまい交流はなかった。

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Rico
Rico
旅するWebディレクター
福岡県在住の旅するWebディレクター
主婦業・子育てもしながら、仕事もしながら、旅も暮らしの一部のようにしたい。
人生一度切り。いつか行こうの「いつか」は永遠に来ないかもしれないから。
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