ヨーロッパ(1998)

フィレンツェ

Rico

いよいよローマを離れる。
朝みんな仕事に行ってしまって、きちんとお礼が言えなかった。
帰ったらきちんとお礼の手紙を書こう。イタリア語かあ。

ローマから電車でフィレンツェへ。
昼過ぎにつく。
まず、今日の予定をたてる。予定では南フランスの方に行くつもりだったけど、よく見ると全く電車がなく、着くのは夜中になってしまう。
う~ん、それはちょっと怖いし。
イタリアリラも使い切ってしまったしフランス入りはしたい所。
トーマスクックとのにらめっこ。
フィレンツェという位置がどこへいくにも時間がかかってしまうみたいだ。

フィレンツェからパリ行きの寝台列車を見つける。
これならまだ間に合うし、宿泊も兼ねる!ということで、予定変更。
ここからパリ入りすることにした。

寝台列車の予約を済ませ、荷物を預け、フィレンツェの街の見学。
徒歩。
フィレンツェの語源は「Fiore」。花という意味らしい。
ここにはグッチやフェラガモのお店もあった。
こぎれいな日本人のお姉様方々がむらがっていた。
店はこ汚い格好の私にはなんだか場違いだった。

印象的だったのは、ヴェッキオ橋。(Ponte Vecchio)
アルノ川にかかる橋で、2層式になっていた。
橋の上では、商店があり活気があった。

2等寝台。
またまたなんとも狭い寝台。
3段ベットで、6人1部屋ブラジルからの女の子5人と一緒だった。
ブラジルの旗を持っていて、サッカーの応援らしい。
とってもフレンドリーな子たちだった。
アメリカの男の人も遊びにきて話しをする。でも腹たつ。
この人はなんでもアメリカがナンバーワンと思ってるのだ。
女の子の反論「そりゃあ、ブラジルはパーフェクトじゃないけど、パーフェクトにはできないけど、でもだからこんなにみんなフレンドリーなんだよ」と。
確かに。
外国人ってのはそれぞれ自分の国にすごく誇りをもっててすごいと思う。
私も確かに悪く言われると腹がたつけど、日本人ってそういう感覚には欠けてると思う。

賑やかな夜。

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Rico
Rico
旅するWebディレクター
福岡県在住の旅するWebディレクター
主婦業・子育てもしながら、仕事もしながら、旅も暮らしの一部のようにしたい。
人生一度切り。いつか行こうの「いつか」は永遠に来ないかもしれないから。
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