ヨーロッパ(1998)

病院へ

Rico

朝、起きたら私の顔が大変なことに。
顔だけじゃなく、体も。
おまけにダルくって、サイアクな状態となっていた。
顔も首もヒリヒリして痛い。
我慢できないから薬だけでも、とユースのお姉さんに場所を薬屋さんの場所を教えてもらった。
ドラッグストアに行くと、「ここはドラッグストアだからファーマシーに行け」と言われる。
この2つの違いがいまいちわからない。
そしてファーマシーに行くと病院に行くことを勧められた。
ダルイ。
でも貧乏人は歩いていった。
かなり遠かった。
なんと緊急入口から入るように言われた。
ちょっとどきどき。
英語での診察。
結局やっぱり何かのアレルギーらしい。
太陽かな、水かな。
疲れと重なってひどくなったらしい。
そしてなぜか私はお金を払わずに済んだ。
「お金を払わなくっていいの?」とたずねると看護婦さんが、「これレシートだからもういいんじゃない?」だって。ラッキー!?(日本に帰ってからちゃーんと請求書がきてました。しかもオランダ語で。)

病院をでたら、豪雨。
全くついてない。
でも私は早く帰りたくってぬれて帰る。
びっしょびしょ。
ユースに帰って着替え、とりあえず寝る。

起きてみると、めっちゃイイ天気。
重い腰をあげて薬屋さんへ薬を取りに行く。
帰り、また迷う。
全く私の方向感覚って、、、、。

でもそのおかげで「飾り窓の女たち」を見ることができた。
いわゆる、売春で、ショーウィンドウに売春婦たちが並んでる。
でもゲーーーって気持ち悪くなるほどゴリラ顔のデブなおばさん(失礼!)。
それがガーターベルトなんかついたスケスケの黒の下着なんかつけて煙草を吸いながら客を待ってる。
誰があんなおばさんを買うんだろう。
いくらで買うんだろうか。
私ならいくらだろうな~んて、興味深々。

そしてユースに戻り、またちょっとお休み。

でも外はあまりにも天気がよく、空が私を呼んだ。
寝てるのがもったいないので、外にでて「アンネフランクの家(Anne Frankhuis)」に行った。
アンネフランク、、、ヒットラー時代の実話。
彼らが2年間隠れ住んだという家。
家には隠し扉があり、当時のまま残っていた。
なんだか悲しくなった。
一歩も外にでることもなく、窓も開けることも許されなかった生活……

その後、街を見て回り、ユースへ戻る。
ここはイギリスよりも緯度が高いから22時、23時でやっとうす暗くなる。
ついついギリギリまでうろうろしてしまう。
これが、疲れるひとつの原因。
そして陽にあたる時間が多く、これもまた私にはよくないらしい。

ABOUT ME
Rico
Rico
旅するWebディレクター
福岡県在住の旅するWebディレクター
主婦業・子育てもしながら、仕事もしながら、旅も暮らしの一部のようにしたい。
人生一度切り。いつか行こうの「いつか」は永遠に来ないかもしれないから。
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