ヨーロッパ(1998)

チボリ・アドリアーナ観光

Rico

今日はマッシモはお仕事に。
パパは今日、偶然お仕事が休みだというので、観光に連れていってくれた。
しか~ししかし、私たちには少し問題があった。
彼はイタリア語オンリー。英語はほとんどダメ。
私たちの会話が全くなりたたない。
ジェスチャー大活用。 でも通じていたのかはどうかはさだかではない。後はスマイル。

朝はローマ近郊のチボリ(Tivoli)の街とアドリアーナ(Villa Adriana)の街へ。
ビラ・アドリアーナは、ローマ最盛期の皇帝ハドリアヌス(アドリアーナ)がAD118~130年にかけて、つくられた別荘(ビラ)だという。よく残っていた。チボリに向かう途中に寄ることができた。

一度家に帰り、夕方、バスでローマ市内まで出て、お約束のコロッセオ(Colosseo)やベネツィア広場(Pizza Venezia)を観光。
結構歩いた。 社会の教科書に出ていた「カラカラ浴場(Terme di Caracalla)」は、私はてっきり「からからに乾いてしまった」浴場とばかり思っていたけど、カラカラ帝だったと気付き赤面。

帰宅後、ママのお~いしい料理をまたお腹いっぱいに食べる。
そして、夜はマッシモとまたローマ観光へでかけた。
イタリアらしくVespaの後ろに乗って。
なんだかイタリアッ子になった気分。

夜はさすがに涼しい。きもちがいい。
ローマの電灯はオレンジ色で、古い建物がいっそう映えてみえた。
トレビの泉(Fontana di Trevi)の前の船の噴水からは水がわきでていて、その水は飲めるという。
水道の水すら飲まない私がそんな外の噴水の水を飲んでみた。
案外おいしかった。
トレビの泉に後ろ向きにコインを投げて入ればまたローマに戻って来れる」ということなので、
コインを探すがなくて断念。
そしてまたイタリアッ子、ジェラードを食べながら歩いた。
広場ではエクアドルからの人たちの演奏を聞き、スペイン人たちと一緒に歌い、なかなか楽しい夜を過ごした。
昼間は日本人がどこにでもいるが、さすがに夜は一人も出会わなかった。
その代わり、ドイツ人・スペイン人・アメリカ人と他国の観光客だらけだった。
マッシモは、広場に座る観光客軍団を見ながら、
「あそこでビールを飲んでるのはドイツ人。みんなで歌ってるのはスペイン人。ギター持ってるのがアメリカ人さ。後はカメラ持ってるのが日本人ね!」と言った。確かに、何も言わずとも国民性がよく出ているようだった。

日本の観光ブックには夜は危ないって書いてあるが、あんまりそうは思わなかった。
マッシモいわく、スリは昼間の方が多いという。
それでも広場でちぴっこギャング?スリ軍団に出くわした。
ローマの夜景はぜひお勧めしたい。また昼間とは違った美しい街だ。

帰り、べスパに乗っていたら、ビューンと風がふいた。
私は反射的に瞬きをした。と同時に私のコンタクトレンズが飛んでいった。
「あ!」
探したが夜だからわかんない。あきらめる事に。トホホ・・

今日はハードスケジュールだったけど、とってもおもしろかった。
パパ・ママ・マッシモどうもありがとう。

※10000円=120000リラになりました。

ABOUT ME
Rico
Rico
旅するWebディレクター
福岡県在住の旅するWebディレクター
主婦業・子育てもしながら、仕事もしながら、旅も暮らしの一部のようにしたい。
人生一度切り。いつか行こうの「いつか」は永遠に来ないかもしれないから。
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