タイ(2002)

ンゴ。これでしりとり負け知らず

Rico

寝台列車、JR大阪駅7:18着。
関西空港11:10発の飛行機に乗る為に昨夜から寝台列車に乗り込んだ。
車内はかなり空いていたのに隣り合わせとなってしまった若者(バカモノ)たちのおかげで寝不足。

タイ国際航空のカウンタでタイ人との接触。
まだ日本だけれども「外国」を感じ、気持ちが高まる。
テロの関係で時間がかかるかと思いきや、あっという間に搭乗まで。 日本人用出入国カードも廃止されており、パスポートとチケットだけで、まるで国内線かのようにスルスル。

タイミングよく入るメール。
「なんか見つかるよ、きっと。気をつけてね!」という言葉を胸に秘め、電源を切り、いざ離陸。

国内線とは違い、大きな体で力強く長い滑走路を走る。
運良く窓際だったので、離陸シーンをかみしめようと思っていたのに、走り出した所で眠りに落ち、カツンと窓に頭をぶつけて目を覚ますと既に上空だった。(びっくり)

国際線ではあまり「窓際がよろしいですか」などと気のきいた事は聞いてもらえないような気がする。 窓側は、飲み物をもらったり、トイレに行ったりする場合に隣の人にいちいち気を使う。 まん中の肘置きはどちらが使っていいものなのか。。。(大抵負ける)


しかしながら窓側大好き人間。
空の旅はこうでなくっちゃと小さな窓から外を眺める。 ずっと見ていても飽きない。いろんな形の雲があって、いつもよりぐんと近い。 そして下からではなく上から眺める。非日常的。敷き詰められた雲の上を通る時には、 まるで天国かおとぎの国か別の世界へ迷いこんでしまったような気がしてくる。 BGMとマッチするとなおさら。(今回はちょうどビョークでした。) まあ、飽きないとはいえ、ずっと雲を見ているような空想的少女(年齢からいって少女ではないが。)でもないので、後はduty freeだとかの備え付けの雑誌に目を通し大抵は眠ってしまう。

バンコク、ドン・ムアン空港に到着。現地時間15:30。(日本時間17:30)


今回は完全な「バックパッカー」な旅ではなくかなりの「なんちゃって」。 格好だけは一丁前だが、いとこが駐在しているので、バンコクではお世話になる。 いとこと言えど、これまで深いつき合いはしてきていないくせに突然押し掛けることに。 思いつき行動はいつもの事ながら、恐縮。


空港で客引きに声をかけられるかも、と、めいっぱい警戒しながらいとこを探す。
私の事なんてわかるかしら、と不安になりつつ。携帯の番号を聞いていたのでかけようとするも、いまいち電話の使い方がわからず断念。第一、どのコインがいくらなのかが不明。


無事、再会でき、おかかえ運転手さんの運転付きでスクンビットにあるおうちへ。 日本の駐在員たちは、大抵豪華な部屋(マンション)に住み、あやさん(お手伝いさん)や運転手さん付きなのだそうだ。スゴイ!


夜ご飯はタイのチーズでチーズホンジュ。
「タイのチーズはのびる。」
ウソのようにびよ~~~~~んと。ゴムですか、コレは。

ンゴ(ランブータン)
ランブータン(ンゴ)

食後にタイらしいフルーツをいただく。
ランプータンとマンゴスチン。ランプータンはタイでは「ンゴ」と言うそうだ。 これで、しりとりも負けしらず!
ランプータンは見かけは気持ちの悪い毛むくじゃらだが、中は半透明でさっぱりしたお味。 ちょっと食べるのが難しいのがたまにキズ。
そしてフルーツの女王とも言われるマンゴスチンは、固いからの中から白い身が出てくる。甘酸っぱい。

ABOUT ME
Rico
Rico
旅するWebディレクター
福岡県在住の旅するWebディレクター
主婦業・子育てもしながら、仕事もしながら、旅も暮らしの一部のようにしたい。
人生一度切り。いつか行こうの「いつか」は永遠に来ないかもしれないから。
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